施設・店舗名

 【有田陶磁美術館】
お薦めの逸品
染付有田皿職人尽し絵図大皿
(佐賀県重要文化財)
有田 江戸時代(1820〜50年代)
昭和29年開館の町立美術館。建物は明治の焼き物倉庫を利用したもので、石造り二階建ての小さな美術館ながら館内には江戸時代の初頭から明治時代まで、有田で焼かれた焼物を中心に展示。中でも「染付有田皿山職人尽し絵図大皿」や「色絵狛犬」は佐賀県の重要文化財に指定され、館を代表する「顔」となっています。館外の壁面には明治の詩人、蒲原有明が詠んだ「有田皿山にて」の陶板が飾られています。
昭和29年に開館した美術館の看板娘的存在です。佐賀県の重要文化財にも指定を受け今や海外への渡航も経験しましたし、有田町や美術館の紹介には欠かせない存在です。どのような目的で製作されたかは不明ですが、このほど文様も大きさもウリ二つの大皿がオランダで発見されて、輸出用に焼かれた可能性も出てきました。当館のものは以前の所有者がどのように入手されたかはわかりません。でも江戸時代の有田皿山の様子を一番わかりやすく伝えてくれる資料である事はまちがいありません。
9:00〜16:30 
月曜日・12/29〜1/3
大人 100円、
団体(20人以上)60円
大学・高校生50円、
団体(20人以上)30円
小学・中学生30円、
団体(20人以上)20円
10台
住所佐賀県西松浦郡有田町大樽一丁目4-2
TEL0955-42-3372


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